レモンより鋭く、青い香り。黒糖やトロピカルフルーツを軸にするならライム。
- サトウキビの蒸溜酒とライムはダイキリ。黒糖焼酎は度数が2/3のサトウキビの酒。
- ライムとサトウキビの蒸溜酒はラムの世界で最古の組み合わせ。黒糖焼酎も同じ
- トロピカルな香りをライムが引き締める
- ここでの甘さは糖ではなく香り。糖は蒸溜器を越えないから。酸がその印象を甘ったるさに変えずにおく。
生の果汁、あるいは焼いたパイナップルでスモーキーに。泡盛の果実。
- ティキがラムでやることは全部ここで通用する。しかも夜を終わらせない分だけよく効く。
- 黒糖の酒、パイナップル、ライムでダイキリの変奏
- もともとあるトロピカルな香りを強める
- ここでの甘さは糖ではなく香り。糖は蒸溜器を越えないから。酸がその印象を甘ったるさに変えずにおく。
酸味と香りが主役で、甘くない柑橘。ポン酢に使われるもの。料理用の瓶詰め果汁がそのまま割り材になる。香りの大半は皮にあるので、皮も使う。
- 黒糖焼酎は度数が2/3のサトウキビの酒。柑橘の酸が、その甘さを重くしない。
- 黒糖と橙は、砂糖を控えたラムとオレンジ
- 皮の役割は、オールドファッションドのオレンジピールと同じ
- ここでの甘さは糖ではなく香り。糖は蒸溜器を越えないから。酸がその印象を甘ったるさに変えずにおく。
種ごと潰して。青くて酸っぱくて爽やか。一年中安い。
- ティキがラムでやることは全部ここで通用する。しかも夜を終わらせない分だけよく効く。
- この銘柄にはもともとトロピカルフルーツの香りがあり、それをグラスの中で重ねます。
- ここでの甘さは糖ではなく香り。糖は蒸溜器を越えないから。酸がその印象を甘ったるさに変えずにおく。
カクテルに一番使えるトロピカルフルーツ。香りが強く、しっかり酸っぱい。種ごとの果肉か、良いピューレで。
- ティキがラムでやることは全部ここで通用する。しかも夜を終わらせない分だけよく効く。
- この銘柄にはもともとトロピカルフルーツの香りがあり、それをグラスの中で重ねます。
- ここでの甘さは糖ではなく香り。糖は蒸溜器を越えないから。酸がその印象を甘ったるさに変えずにおく。
お湯割りにスティックを一本、または軽いシロップで。冬。
- 温かみのあるスパイスは、蒸留を経ても残る黒糖の香りと合う。糖分そのものは残らないので、甘みが要るなら別に加える。
- どちらも鋭さのない温かい香り。ぶつからずに積み上がる
- シナモンと熟成香はホットトディ
- 黒糖とシナモン
潰した莢を数個、またはシロップで。花、柑橘、温かみが同時に来る。果実とスパイスをつなぐ。
- 温かみのあるスパイスは、蒸留を経ても残る黒糖の香りと合う。糖分そのものは残らないので、甘みが要るなら別に加える。
- カルダモンと黒糖はチャイ
- 熟成のナッツ香にスパイス
八角をひとつ漬けて、濃い酒向けに。
- 温かみのあるスパイスは、蒸留を経ても残る黒糖の香りと合う。糖分そのものは残らないので、甘みが要るなら別に加える。
- アニスと熟成香は冬の戸棚
- 八角と黒糖は煮込み料理
七味を縁に、または生の唐辛子を一切れ。米ではなく果実に辛さを。
- 温かみのあるスパイスは、蒸留を経ても残る黒糖の香りと合う。糖分そのものは残らないので、甘みが要るなら別に加える。
- 唐辛子とトロピカルフルーツはメキシコの果物屋
- 黒糖と唐辛子はホットハニーの理屈
先に少量の水で溶いて。粉のまま入れない。苦味、旨味、クリーミーさが同時に来る。
- 抹茶と黒糖は和菓子
- この銘柄にはもともと旨味があり、それをグラスの中で重ねます。
- 先に少量の水で溶いて。粉のまま入れない。苦味、旨味、クリーミーさが同時に来る。
沖縄の柑橘。青いうちに採るので酸も苦みも強く、すだちより香りが華やか。泡盛のソーダ割りに搾るのが、島で実際に飲まれている形。
- 黒糖焼酎は度数が2/3のサトウキビの酒。柑橘の酸が、その甘さを重くしない。
- 沖縄の柑橘と奄美の糖。南の島がひとつのグラスに収まる
- ここでの甘さは糖ではなく香り。糖は蒸溜器を越えないから。酸がその印象を甘ったるさに変えずにおく。
- この一覧のほかの多くより、日本の外では手に入りにくいもの。取り寄せるか日本の食材店へ行く価値はあります。同じくらい合うもっと手に入りやすいものがあれば、そちらを先に挙げています。
ココナッツウォーターは割り材に、ココナッツミルクやクリームは厚みに。
- ティキがラムでやることは全部ここで通用する。しかも夜を終わらせない分だけよく効く。
- 黒糖焼酎とココナッツは奄美とカリブが同意する組み合わせ
- この銘柄にはもともとトロピカルフルーツの香りがあり、それをグラスの中で重ねます。
- この割り材自体も甘い。量は伸びるが、もとからある甘さは切れない。
モンテネグロ、ノニーノ、アヴェルナ。濃い焼酎と等量で氷に注げば、それで一杯。
- アマーロと熟成香は冬のバー
- 黒糖と苦いハーブ
- 黒糖はブールヴァルディエがウイスキーを支えるように苦味を支える。アマーロも赤いビターも合う。
アンゴスチュラか日本製のアロマティック。2ダッシュ。
- 黒糖オールドファッションド
- 2ダッシュで熟成酒が目覚める
- アンゴスチュラか日本製のアロマティック。2ダッシュ。
水出しアールグレイならベルガモット、普通の紅茶ならタンニン。熟成酒や黒糖焼酎向け。
- 紅茶のタンニンは熟成香と相性がいい
- 紅茶と黒糖はミルクティーの理屈
- 水出しアールグレイならベルガモット、普通の紅茶ならタンニン。熟成酒や黒糖焼酎向け。
ハーフアンドハーフか生クリームを、食後の一杯にだけ。
- バニラと乳製品はカスタードそのもの。ここではバニラを酒のほうが持っている
- 黒糖焼酎と生クリームは九州のフリップ
- 糖蜜と乳製品はデザート。黒糖焼酎の牛乳割りは奄美では普通の一杯で、生クリームを使えばフリップになる。
先にお湯をグラスへ、上から焼酎を注いで自然に混ざるように。グラスの中で40度くらいが一番良い。これが唯一の飲み方ではなく、飲み方のひとつ。
- バニラの香りは揮発性で、温度で開く。氷の上では閉じたまま
- 黒糖のお湯割りは黒糖飴の匂い
- 先にお湯をグラスへ、上から焼酎を注いで自然に混ざるように。グラスの中で40度くらいが一番良い。これが唯一の飲み方ではなく、飲み方のひとつ。
ラズベリーのような一面を持つオレンジ。冬の果物。待つ価値がある。
- 黒糖焼酎は度数が2/3のサトウキビの酒。柑橘の酸が、その甘さを重くしない。
- ここでの甘さは糖ではなく香り。糖は蒸溜器を越えないから。酸がその印象を甘ったるさに変えずにおく。
皮ごと食べる柑橘。数個をグラスで潰す。皮の苦味と果肉の酸味が両方入る。
- 黒糖焼酎は度数が2/3のサトウキビの酒。柑橘の酸が、その甘さを重くしない。
- 金柑の苦い皮は熟成のナッツ香に負けない
- 九州の冬の果実と九州の蒸溜酒
- この割り材自体も甘い。量は伸びるが、もとからある甘さは切れない。
上から数回挽いて。辛さより香り。
- 温かみのあるスパイスは、蒸留を経ても残る黒糖の香りと合う。糖分そのものは残らないので、甘みが要るなら別に加える。
- 胡椒がセイボリーな酒を目覚めさせる
生の搾り汁、シロップ、または良いジンジャービア。低アルコールの一杯に背骨を与えるスパイス。
- 生姜と黒糖はダークアンドストーミー。黒糖焼酎ならアルコール半分で作れる。
- 生姜と黒糖は奄美訛りのダークアンドストーミー
シロップに割いた莢を一本、または良いエキストラクトを少量。
- 温かみのあるスパイスは、蒸留を経ても残る黒糖の香りと合う。糖分そのものは残らないので、甘みが要るなら別に加える。
- 黒糖とバニラ
- この銘柄にはもともとバニラの香りがあり、それをグラスの中で重ねます。
- この一本はすでに甘く感じる。糖ではなく香りによる甘さで、そこへ本物の砂糖を足すのが、この酒のカクテルが失敗する一番よくある形。
軽く長く飲むなら生の果汁を、熟成した一本をステアするなら皮を。
- 黒糖焼酎は度数が2/3のサトウキビの酒。柑橘の酸が、その甘さを重くしない。
- オレンジの皮の香りはバニラの上に乗る。果汁だと逆に切ってしまう
- オレンジと黒糖はラムパンチの発想がそのまま使える
- この一本はすでに甘く感じる。糖ではなく香りによる甘さで、そこへ本物の砂糖を足すのが、この酒のカクテルが失敗する一番よくある形。
白いわたごと食べる宮崎の柑橘。わたは苦くなく甘い。レモンよりやわらかく華やかで、香りをつけても一杯を支配しない。
- 黒糖焼酎は度数が2/3のサトウキビの酒。柑橘の酸が、その甘さを重くしない。
- ここでの甘さは糖ではなく香り。糖は蒸溜器を越えないから。酸がその印象を甘ったるさに変えずにおく。
- この一覧のほかの多くより、日本の外では手に入りにくいもの。取り寄せるか日本の食材店へ行く価値はあります。同じくらい合うもっと手に入りやすいものがあれば、そちらを先に挙げています。
大分の柑橘。すだちよりやわらかい。大分では地元の麦焼酎とソーダで割るのが定番。
- 黒糖焼酎は度数が2/3のサトウキビの酒。柑橘の酸が、その甘さを重くしない。
- ここでの甘さは糖ではなく香り。糖は蒸溜器を越えないから。酸がその印象を甘ったるさに変えずにおく。
- この一覧のほかの多くより、日本の外では手に入りにくいもの。取り寄せるか日本の食材店へ行く価値はあります。同じくらい合うもっと手に入りやすいものがあれば、そちらを先に挙げています。
徳島の小さな青い柑橘。ライムより鋭くハーブっぽい。日系スーパーで冷凍や果汁として手に入る。
- 黒糖焼酎は度数が2/3のサトウキビの酒。柑橘の酸が、その甘さを重くしない。
- ここでの甘さは糖ではなく香り。糖は蒸溜器を越えないから。酸がその印象を甘ったるさに変えずにおく。
- この一覧のほかの多くより、日本の外では手に入りにくいもの。取り寄せるか日本の食材店へ行く価値はあります。同じくらい合うもっと手に入りやすいものがあれば、そちらを先に挙げています。
グレープフルーツ、みかん、レモンを合わせたような香りの柑橘。皮の香りが強いので、少量で十分。
- 黒糖焼酎は度数が2/3のサトウキビの酒。柑橘の酸が、その甘さを重くしない。
- ここでの甘さは糖ではなく香り。糖は蒸溜器を越えないから。酸がその印象を甘ったるさに変えずにおく。
- この一覧のほかの多くより、日本の外では手に入りにくいもの。取り寄せるか日本の食材店へ行く価値はあります。同じくらい合うもっと手に入りやすいものがあれば、そちらを先に挙げています。
果汁と皮は別の道具。必ず生搾りの果汁はレモンサワーの土台そのもので、蒸留酒に酸を足す一番早い方法。皮はグラスの上で搾れば、酸を入れずに香りだけが乗る。甘い酒や焙煎の効いた酒に欲しいのはこちらのことが多い。
- 黒糖焼酎は度数が2/3のサトウキビの酒。柑橘の酸が、その甘さを重くしない。
- 熟成のカラメル感にフレッシュなレモンは角が立つ
- 黒糖とレモンはダイキリの理屈。度数が低いだけ
- ここでの甘さは糖ではなく香り。糖は蒸溜器を越えないから。酸がその印象を甘ったるさに変えずにおく。
九州の薬味。柚子の皮、青唐辛子、塩。日系スーパーならチューブで置いてある。お湯割りに小さじ1/4を溶かすのが、アサヒが出しているレシピ。
- 温かみのあるスパイスは、蒸留を経ても残る黒糖の香りと合う。糖分そのものは残らないので、甘みが要るなら別に加える。
- 中の塩が、麹の甘みを大きく感じさせる
- この一覧のほかの多くより、日本の外では手に入りにくいもの。取り寄せるか日本の食材店へ行く価値はあります。同じくらい合うもっと手に入りやすいものがあれば、そちらを先に挙げています。
冷たく、しっかり炭酸の強いものを。焼酎1にソーダ3〜4。薄いと感じたら、次は1対2で。
- 黒糖ハイボールにライム
- 炭酸は香りをグラスの外へ運ぶ。ハイボールは香りの強い一本を薄めるどころか、見せるための形になる。
辛口のカヴァやクレマン。酸と泡が一度に入る。
- 黒糖焼酎のフレンチ75
- 炭酸は香りをグラスの外へ運ぶ。ハイボールは香りの強い一本を薄めるどころか、見せるための形になる。
水出しハイビスカスティー。酸っぱく、クランベリー色で、花の香り。酸と色が一度に入る。
- トロピカルな花にトロピカルな果実
- ここでの甘さは糖ではなく香り。糖は蒸溜器を越えないから。酸がその印象を甘ったるさに変えずにおく。
梅干し、梅シロップ、あるいは梅酒。酸っぱくて、塩気があって、旨味がある。
- 梅の塩気と酸味が旨味を前に出す
- ここでの甘さは糖ではなく香り。糖は蒸溜器を越えないから。酸がその印象を甘ったるさに変えずにおく。
ルスタウやゴンサレス・ビアス。フィノが塩気と生きた産膜酵母なら、こちらはその酵母が死んだあとの姿。18度なので、1オンス足しても強くならずに伸びる。
- どちらも何年もかけて静かに茶色くなったもの。ちょうど真ん中で出会う
- 産膜酵母が残す旨味と、麹が残す旨味は近いところにある
柑橘と一緒に軽く潰して。タイバジルはアニス、イタリアンバジルは胡椒の香り。
- タイバジルもイタリアンバジルもトロピカルフルーツが好き
- 奄美の黒糖の香りはすでに瓶の中にある。青いハーブはそこに対して立つ。
チナールは16.5度で、たいていの焼酎より低い。25度の一本と等量なら20度前後にしかならず、ロングドリンクのままでいられる。ソーダやグレープフルーツソーダで割るのは作り手自身が勧める飲み方。
- 25度の一本が土台なら、苦味が焼き飛ばずにセロリやくるみの皮のように残る
- チナールは16.5度で、たいていの焼酎より低い。25度の一本と等量なら20度前後にしかならず、ロングドリンクのままでいられる。ソーダやグレープフルーツソーダで割るのは作り手自身が勧める飲み方。
スクラッピーズは種の香りが前に出て、フィー・ブラザーズはにんにくと生姜が奥にある。ビター・トゥルースは苦味より渋みに寄る。2ダッシュで。
- セロリシードと塩はセイボリーな香りを大きくする。旨味があると表現される一本には、その香りがある
- スクラッピーズは種の香りが前に出て、フィー・ブラザーズはにんにくと生姜が奥にある。ビター・トゥルースは苦味より渋みに寄る。2ダッシュで。
1/4オンス。メンソールと苦味を、一番濃い酒に。
- フェルネットとサトウキビの酒はアルゼンチンの発想
- 1/4オンス。メンソールと苦味を、一番濃い酒に。
生のいちじくを潰すか、ジャムで。熟成酒と黒糖焼酎向け。
- いちじくが、古酒泡盛や長期熟成焼酎の持つドライフルーツ感に応える
- いちじくと黒糖はデザート皿
フィノかマンサニージャ。セイボリーで塩気があり、極辛口。
- フィノの塩気と酵母が、麹の残す旨味と出会う
- 酸化熟成に酸化熟成
ジャパニーズビターズは100mlで5種類。ニューヨークではアスター・ワインズにある。45度近いアンゴスチュラと違い、25度の一杯に入れても度数が跳ねない。
- 旨味のボトルは昆布としいたけと鰹。この一本が持つと表現されている旨味の側を狙っている
- ジャパニーズビターズは100mlで5種類。ニューヨークではアスター・ワインズにある。45度近いアンゴスチュラと違い、25度の一杯に入れても度数が跳ねない。
冷たい牛乳。コーヒーと同じで、乳脂肪が酒の角を取る。罰ゲームではない。
- 黒糖焼酎と牛乳は奄美のデザート
- 糖蜜と乳製品はデザート。黒糖焼酎の牛乳割りは奄美では普通の一杯で、生クリームを使えばフリップになる。
茶葉でもティーバッグでも。濃く出すとグラスを支配するので薄めに。宝酒造のお茶割りの案内にも、麦茶やそば茶と並んで載っている。
- 重い一本を熱くして割っても苦くならない、数少ない割り材
- 茶葉でもティーバッグでも。濃く出すとグラスを支配するので薄めに。宝酒造のお茶割りの案内にも、麦茶やそば茶と並んで載っている。
グラスにひとつまみ、または縁の半分に。少量の塩は塩辛くせず、そのものの味をより強くする。
干ししいたけを一日酒に漬けて。セイボリーで、良い意味で奇妙。
- 干ししいたけは日本の台所の旨味爆弾
- 長期熟成の酒と干ししいたけは、同じ森の地面の香りを持つ
無調整豆乳で、焼酎4に豆乳6。日本のレシピはだいたいこの割合。味のわりに度数は残るので、そのつもりで。
- 豆の甘さと黒糖は、同じところに落ちる
- 無調整豆乳で、焼酎4に豆乳6。日本のレシピはだいたいこの割合。味のわりに度数は残るので、そのつもりで。
熟したマンゴーのピューレ。ライムを添えないと平坦になる。
- ティキがラムでやることは全部ここで通用する。しかも夜を終わらせない分だけよく効く。
- この銘柄にはもともとトロピカルフルーツの香りがあり、それをグラスの中で重ねます。
- この一本はすでに甘く感じる。糖ではなく香りによる甘さで、そこへ本物の砂糖を足すのが、この酒のカクテルが失敗する一番よくある形。
熟したバナナを潰すかシロップで。吟醸香の正体である酢酸イソアミルは、バナナをバナナの匂いにしている成分そのもの。
- ティキがラムでやることは全部ここで通用する。しかも夜を終わらせない分だけよく効く。
- バナナと黒糖はバナナフォスター
- この一本はすでに甘く感じる。糖ではなく香りによる甘さで、そこへ本物の砂糖を足すのが、この酒のカクテルが失敗する一番よくある形。
坂元のくろず。福山の甕で一年以上寝かせたもの。アメリカでも Toiro や Japanese Taste で買える。水割りに小さじ1杯で十分で、二杯目はたいてい入れすぎ。
- 尖った酸だけでなく下に旨味のある酢なので、旨味のある一本の隣では対比ではなく同族に聞こえる
- ここでの甘さは糖ではなく香り。糖は蒸溜器を越えないから。酸がその印象を甘ったるさに変えずにおく。
- この一覧のほかの多くより、日本の外では手に入りにくいもの。取り寄せるか日本の食材店へ行く価値はあります。同じくらい合うもっと手に入りやすいものがあれば、そちらを先に挙げています。
ちぎった葉を短時間漬けて。果汁のない、香りだけの柑橘。
- こぶみかんの葉とトロピカルフルーツはひとつの料理文化
- 奄美の黒糖の香りはすでに瓶の中にある。青いハーブはそこに対して立つ。
- この一覧のほかの多くより、日本の外では手に入りにくいもの。取り寄せるか日本の食材店へ行く価値はあります。同じくらい合うもっと手に入りやすいものがあれば、そちらを先に挙げています。
辛口の純米酒を米焼酎の割り材に、1対2。低アルコールで、全部米。
- この銘柄にはもともと旨味があり、それをグラスの中で重ねます。
甘いものではなく辛いものを。ミュールの形は濃い焼酎ならどれでも成立し、しかも一番失敗しにくい。
- 黒糖焼酎とジンジャービアは、ベースにサトウキビの香りだけが残ったダークアンドストーミー
- 炭酸は香りをグラスの外へ運ぶ。ハイボールは香りの強い一本を薄めるどころか、見せるための形になる。
- この割り材自体も甘い。量は伸びるが、もとからある甘さは切れない。
苦くて明るく、失敗が少ない。ルビーでもホワイトでも。ホワイトの方が辛口。グレープフルーツサワーは日本のバーで普通に注文されている一杯。
- 黒糖焼酎は度数が2/3のサトウキビの酒。柑橘の酸が、その甘さを重くしない。
- 甘口の酒に合わせるとキャンディのようになる
- ここでの甘さは糖ではなく香り。糖は蒸溜器を越えないから。酸がその印象を甘ったるさに変えずにおく。
粉山椒をひとつまみ上から、または実を数粒漬けて。痺れて、柑橘っぽくて、青い。
- 温かみのあるスパイスは、蒸留を経ても残る黒糖の香りと合う。糖分そのものは残らないので、甘みが要るなら別に加える。
- この一覧のほかの多くより、日本の外では手に入りにくいもの。取り寄せるか日本の食材店へ行く価値はあります。同じくらい合うもっと手に入りやすいものがあれば、そちらを先に挙げています。
食品用のクエン酸とリンゴ酸を、10gに対して水100gで溶かすだけ。クエン酸2にリンゴ酸1でライムに近い酸になる。果汁なしだと物足りないという人もいるので、両方試してみるといい。
- ここでの甘さは糖ではなく香り。糖は蒸溜器を越えないから。酸がその印象を甘ったるさに変えずにおく。
1オンスではなくバースプーン1杯。かなり甘いので、狙うのは砂糖ではなくアーモンドの香り。
- アーモンドとバニラはマジパン。この酒はすでに半分そこにいる
- カラメルにマジパン。すでに存在するデザートの組み合わせ
- この割り材自体も甘い。量は伸びるが、もとからある甘さは切れない。
カンパリ、アペロール、または日本製のビター。苦さと甘さが同時に来るので、受けて立てるだけの個性があるベースが要る。
- 黒糖焼酎と赤いビターはブールヴァルディエの理屈
- 黒糖はブールヴァルディエがウイスキーを支えるように苦味を支える。アマーロも赤いビターも合う。
- この割り材自体も甘い。量は伸びるが、もとからある甘さは切れない。
旬は生で、それ以外はドライで。あんずと梅酒は同じ科の果物で、だから合う。
- 長く熟成した酒は核果の香りに向かう。あんずはそこに重なる
- あんずと黒糖はジャムの理屈
- この割り材自体も甘い。量は伸びるが、もとからある甘さは切れない。
無糖の果汁で。鋭くて少しタンニンがあり、甘さを切るのに使える。
- ここでの甘さは糖ではなく香り。糖は蒸溜器を越えないから。酸がその印象を甘ったるさに変えずにおく。
ブルックリンで造られているバロウズ・インテンスか、より手に入りやすいドメーヌ・ド・カントン。どちらも生姜と砂糖が一緒に入り、温かくしても成立する。それ自体がお酒なので、量だけでなくアルコールも足すことになる。ジュースやシロップとはそこが違う。
- カラメルに温かいスパイスを。ジンジャービアほど甘くならない
- 黒糖と生姜は、一番古い温かい飲み物
- この割り材自体も甘い。量は伸びるが、もとからある甘さは切れない。
コアントローかドライキュラソー。サワーの甘さと柑橘の半分を担う。
- 黒糖焼酎、オレンジリキュール、ライム。サトウキビの酒でマルガリータの形
- 熟成酒とオレンジピールのリキュール
- この割り材自体も甘い。量は伸びるが、もとからある甘さは切れない。
使えるくらい酸っぱい。一握り潰すか、良いピューレで。
- ここでの甘さは糖ではなく香り。糖は蒸溜器を越えないから。酸がその印象を甘ったるさに変えずにおく。
カルパノ・アンティカかコッキ。焼酎の1/4量を冷たくステアすると、マンハッタンに近い一杯になる。25度の焼酎なら、氷で薄まる前で23度ほど。40度のライ麦なら35度あたりから始まる。
- 熟成した一本にはマンハッタンに必要なカラメル感がすでにある。ベルモットは薬草を足す
- 黒糖とスイートベルモットは、ひとつづきのカラメルの香りになる
- この割り材自体も甘い。量は伸びるが、もとからある甘さは切れない。
ボルミオのブラウリオ。ゲンチアナ、ジュニパー、ペパーミント、ヤロウ。45ドル前後。焼酎に合わせれば夏の一杯、ウイスキーなら冬の一杯。同じ瓶でも振る舞いが変わる。
- ボルミオのブラウリオ。ゲンチアナ、ジュニパー、ペパーミント、ヤロウ。45ドル前後。焼酎に合わせれば夏の一杯、ウイスキーなら冬の一杯。同じ瓶でも振る舞いが変わる。
リニエ。オロロソの樽で船に積んで熟成させるので、少し樽の香りもある。スプリットベースに1/4オンス。
- 香水ではなく味付けとして働く。旨味のある一本が欲しいのはそれ
無糖の水出しコーヒー。麦、黒糖、樽熟成、泡盛向け。繊細で香りの華やかな一本は埋もれる。
- この一本は香りこそが持つ理由で、焙煎香やスモーキーな割り材はまさにそこを覆ってしまう。
- コーヒーシロップに足すのがバニラ。この酒には最初から入っている
- 黒糖焼酎とコーヒーはラムとコーヒー。奄美ではそれでコーヒーリキュールを作る
- 茶もコーヒーも、瓶の中の糖蜜と争わずに出会う。色の濃いものほどよく受け止める。
卵白ひとつをドライシェイク。味を足さずに質感だけを。
- 卵白ひとつをドライシェイク。味を足さずに質感だけを。
スーズかサレール。苦い根、鮮やかな黄色。ハイボールに少し入れるだけで全部変わる。
- スーズかサレール。苦い根、鮮やかな黄色。ハイボールに少し入れるだけで全部変わる。
水出しでも熱くても。焙煎した緑茶で、苦味が少なく香ばしい。お茶の中のお湯割り。
- この一本は香りこそが持つ理由で、焙煎香やスモーキーな割り材はまさにそこを覆ってしまう。
- 焙煎茶と熟成香は囲炉裏端
- ほうじ茶と黒糖は茶屋のデザート
- 水出しでも熱くても。焙煎した緑茶で、苦味が少なく香ばしい。お茶の中のお湯割り。
水出し、無糖で。花の香りが、辛口の酒の上に重さを足さずに乗る。
- 水出し、無糖で。花の香りが、辛口の酒の上に重さを足さずに乗る。
小さな一片を一晩瓶に漬けて。塩気なしのセイボリーな深み。
- 昆布が、旨味のある一本のセイボリーな側へ、グラスをさらに寄せる
叩いた茎を漬け込むか、シロップで。酸のない柑橘の香りで、酸っぱさなしに香りだけ欲しいときに便利。
- 奄美の黒糖の香りはすでに瓶の中にある。青いハーブはそこに対して立つ。
穀物の味がする植物性ミルク。だから穀物の酒と合う。
- 穀物の味がする植物性ミルク。だから穀物の酒と合う。
無糖で冷たく。焼酎1に対して茶3〜4、氷で。ここにあるどの割り材より、食事に寄り添う。
- 無糖で冷たく。焼酎1に対して茶3〜4、氷で。ここにあるどの割り材より、食事に寄り添う。
乾燥した金木犀を漬けるかシロップで。あんずとはちみつ、そして日本の十月の匂い。
コッキ・アメリカーノ。モスカートにキナ皮、ゲンチアナ、ビターオレンジを漬けたもの。要点はキナ皮で、柑橘では出せないキニーネの苦みが入る。
- コッキ・アメリカーノ。モスカートにキナ皮、ゲンチアナ、ビターオレンジを漬けたもの。要点はキナ皮で、柑橘では出せないキニーネの苦みが入る。
軟水を冷たく、氷ありでもなしでも。1対1が普通。前日に混ぜておく前割りで角が取れる。
- 温めると黒糖の香りが前に出る。水割りなら、その香りを押し出さずに伸ばせる。香りがすでに十分なときはそちらがいい。
ローズマリーよりやさしい。小枝を漬けるか、タイムシロップで。
- 奄美の黒糖の香りはすでに瓶の中にある。青いハーブはそこに対して立つ。
ごまシロップ、または擦りごまと塩の縁飾り。香ばしくて濃厚。
塩漬けの梅をひとつ、グラスの中でスプーンで潰して。塩気、酸味、旨味。
初夏は生で、それ以外は缶詰(シロップは切って)。ある系統の芋焼酎を象徴する香り。
- ティキがラムでやることは全部ここで通用する。しかも夜を終わらせない分だけよく効く。
- この割り材自体も甘い。量は伸びるが、もとからある甘さは切れない。
ルスタウのサン・エミリオ。中身はほとんどレーズンのシロップで、砂糖だけを足すシロップと違い、甘みと同時にとろみも入る。
- 干し葡萄もバニラも、長い樽熟成が残すもの。バースプーン一杯は足すのではなく深くする
- 黒糖と干しいちじく。糖が酸化しているので、デザートには寄らない
- この一本はすでに甘く感じる。糖ではなく香りによる甘さで、そこへ本物の砂糖を足すのが、この酒のカクテルが失敗する一番よくある形。
ドランブラン。ドライより甘く花の香り。香りの酒に。リレ・ブランも同じ役どころで使えるが、ニガヨモギを使っていないのでベルモットではなくワインベースのアペリティフだと、メーカー自身が明記している。
- この銘柄にはもともとバニラの香りがあり、それをグラスの中で重ねます。
- この割り材自体も甘い。量は伸びるが、もとからある甘さは切れない。
ジファールのホワイト、またはテンパス・フュジット。後者は無色ではなく薄い茶色。テンパス・フュジットは24度と公表しているので、25度の焼酎なら1オンス入れても強くならずに伸び、40度の一本なら度数を下げる方向に働く。
- この銘柄にはもともとバニラの香りがあり、それをグラスの中で重ねます。
- この割り材自体も甘い。量は伸びるが、もとからある甘さは切れない。
山椒の若葉を手のひらで叩いて浮かべる。春の日系スーパー以外では手に入りにくいが、探す価値がある。
- 奄美の黒糖の香りはすでに瓶の中にある。青いハーブはそこに対して立つ。
- この一覧のほかの多くより、日本の外では手に入りにくいもの。取り寄せるか日本の食材店へ行く価値はあります。同じくらい合うもっと手に入りやすいものがあれば、そちらを先に挙げています。
出羽桜の山形産すもものものや、奄美・町田酒造の黒糖焼酎仕込みのもの。梅酒と同じ役をしながら、仕上がりは辛口。甘口の一本にはこちらの方が合う。
- 奄美のものは、黒糖焼酎にすももを漬けたそのもの
- この一覧のほかの多くより、日本の外では手に入りにくいもの。取り寄せるか日本の食材店へ行く価値はあります。同じくらい合うもっと手に入りやすいものがあれば、そちらを先に挙げています。
無糖の水出し煎茶。お茶割りは、ウーロン割りと並んで日本で日常的に飲まれている形のひとつ。
- 苦い茶と甘口の酒は言い争う
- 緑茶には自分の旨味があり、酒の旨味と出会う
- 無糖の水出し煎茶。お茶割りは、ウーロン割りと並んで日本で日常的に飲まれている形のひとつ。
叩くだけで、細かく潰さない。ミントは冷たく感じさせるので、低アルコールの一杯がより爽やかになる。
- ミントの明るさは熟成香と言い争う
- 黒糖の酒、ミント、ライム、ソーダ。奄美訛りのモヒート
- ミント、ライム、サトウキビの酒でモヒート。奄美にはその砂糖がある。
やさしい生姜。ジンジャービアでは強すぎる酒に。
- 炭酸は香りをグラスの外へ運ぶ。ハイボールは香りの強い一本を薄めるどころか、見せるための形になる。
- この割り材自体も甘い。量は伸びるが、もとからある甘さは切れない。
甘くて酸の少ない日本のみかん。搾っても、房を入れても。何か鋭い酸を少し足すとよい。
- 黒糖焼酎は度数が2/3のサトウキビの酒。柑橘の酸が、その甘さを重くしない。
- この一本はすでに甘く感じる。糖ではなく香りによる甘さで、そこへ本物の砂糖を足すのが、この酒のカクテルが失敗する一番よくある形。
- この一覧のほかの多くより、日本の外では手に入りにくいもの。取り寄せるか日本の食材店へ行く価値はあります。同じくらい合うもっと手に入りやすいものがあれば、そちらを先に挙げています。