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このサイトについて

アメリカで焼酎を説明するとき、話はたいてい作法から始まります。お湯割りは六対四、お湯が先、といった具合です。その飲み方が良いことに異論はなく、このサイト も各銘柄のページにきちんと載せています。ただ、最初に作法から入ると、多くの人はそこで静かに引き返してしまいます。

焼酎は度数でいえばウォッカの半分ほど、香りでいえば大半のジンより豊かな蒸留酒です。カクテルのベースとしてこれほど向いた酒はそう多くないのに、こちらの棚では「お湯で割る酒」として並んでいます。このサイト はそれに対する反論を、いちばん効く形、つまり美味しかった一杯という形で置いておく場所です。

どうやって決めているか

掲載しているのは238銘柄と、それに合わせる118種類の材料です。提案は四つの層で採点します。その系統の焼酎が一般に何を求めるか、その銘柄固有の香味が何を引き寄せ何と反発するか、その味の構成が構造的に何を必要としているか、そして蔵元やバーテンダーの言葉があってこちらが反論すべきでない場合の手動補正です。

点数を動かす層はすべて、その理由の一文を必ず添えることになっています。これは機能ではなく制約です。理由のない数字がどこにも出てこないということであり、提案が外れているときには、その理由がその場に書いてあって反論できるということでもあります。理由に納得できなければ無視してください。それが正しい反応で、鵜呑みにされるよりずっといいと思っています。

できないこと

このサイト は何ひとつ味見をしていません。蔵元と輸入元が公開している情報、日本で実際にどう飲まれているか、そして注いだ人の記録から組み立てています。あなたの台所に何があるか、何が好みか、手元の一本がたまたま違う出来のロットかどうかは知りません。

公開されていない事実は、推測せずに空欄にしてあります。度数が明記されていない銘柄には度数が出ません。輸入元のページと蔵元のページで度数が食い違う銘柄が二つあり、どちらの数字も出していません。

レシピについて

他の人が考えたカクテルは、材料と分量は載せ、作り方は載せずに元のページへリンクしています。材料表は事実の列挙ですが、書かれた手順はその人の文章だからです。カードの一行目に必ず作った人と媒体の名前を出し、いちばん下でもう一度リンクしています。当店自身のレシピは izakayajuraku.com にあり、他の人のものとまったく同じ扱いでリンクしています。

そもそも焼酎の銘柄を指定して書かれたカクテルはほとんど存在せず、それがこのサイトを作った理由の大半です。該当がない場合は、その銘柄のページにそう書いたうえで、あなたが作ったものを書き残してほしいとお願いしています。

間違いを教えてください

各銘柄のページには、その内容の出典が載っています。事実が間違っている、この組み合わせはおかしい、あるいは自社の写真を使わないでほしいという蔵元の方は、銘柄ページ下部の投稿欄か、hello@izakayajuraku.com までご連絡ください。写真は所有者と取得元ページを記録してあるので、削除は一箇所の修正で済みます。

作っているのは

ニューヨーク、ロウアー・イースト・サイド 121 Ludlow Street の居酒屋 Izakaya Juraku です。カウンターには焼酎が33本あり、このリストはそこから始まりました。当店で提供中と書いてある銘柄は実際に飲んだものです。残りはアメリカの輸入元や卸が公開している情報から作っています。当店に置いていない一本を持っている人にも答えが出るようにするためです。それらのページには、誰も味見していないことと、味の構成は輸入元の記述からの推定であってグラスから起こしたものではないことを明記してあります。