ドランかノイリープラット。焼酎の1/4量を、冷たくステア。
- 米焼酎とドライベルモットをステア。ジュニパーではなくベースの味がするマティーニ
- クリーンで辛口なものふたつ
- 米焼酎、ドライベルモット、レモンツイスト
- この銘柄にはもともと花のような香りがあり、それをグラスの中で重ねます。
白いわたごと食べる宮崎の柑橘。わたは苦くなく甘い。レモンよりやわらかく華やかで、香りをつけても一杯を支配しない。
- 米の甘みは酸を欲しがる。柑橘はそれをいちばん素直に足せる。
- 穏やかなので、軽い一本の味が前に残る
- レモンより酸がやわらかく、米の甘みが残る
- この銘柄にはもともと花のような香りがあり、それをグラスの中で重ねます。
ミドリか、見つかればもっと辛口の国産のもの。1/2オンスで十分。土台ではなく香り付け。
- 吟醸香とメロンリキュールは同じ果実の香りを持つ。すでにあるものを大きくするだけ
- 甘いので、下にクリーンな土台が要る
- この銘柄にはもともと花のような香りがあり、それをグラスの中で重ねます。
- ミドリか、見つかればもっと辛口の国産のもの。1/2オンスで十分。土台ではなく香り付け。
グレープフルーツ、みかん、レモンを合わせたような香りの柑橘。皮の香りが強いので、少量で十分。
- 米の甘みは酸を欲しがる。柑橘はそれをいちばん素直に足せる。
- ゆずの香りは花の香りを消さずに隣に並ぶ
- クリーンな酒はゆずの香りをそのまま見せる
- 米の甘みとゆずの皮は昔からの組み合わせ
辛口のトニック(フィーバーツリー、Qなど)。酒1、トニック3、柑橘を一切れ。
- トニックのキニーネが花の香りの酒を引き立てる
- クリーンな酒とトニックはジュニパー抜きのジントニック
- 焼酎トニック。苦さと甘さが同時に来て、聞くより美味しい
- 炭酸は香りをグラスの外へ運ぶ。ハイボールは香りの強い一本を薄めるどころか、見せるための形になる。
塩漬けの桜(塩を落として)か桜シロップ。花の香り、かすかにアーモンド、ひとつまみの塩。
- 桜の香りは、角のある酒が最初に壊すもの。この酒にはその角が無い
- 塩漬けの桜を米の酒に。日本の春
- 花に花
- 焼酎の中で一番クリーンな原料。花の香りが飲み込まれずにきちんと出る。
無糖の水出し煎茶。お茶割りは、ウーロン割りと並んで日本で日常的に飲まれている形のひとつ。
- 米焼酎の緑茶割りは九州では普通の食中酒で、珍しいものではない。
- 緑茶の渋みが、それだけでは掴みどころのない米焼酎に骨格を与える
- 水出し煎茶とクリーンな酒は静かで大人
水出し、無糖で。花の香りが、辛口の酒の上に重さを足さずに乗る。
- 米焼酎は軽いので、茶に主役を譲れる。九州で食中酒として飲まれているのはその形。
- 花の香りの酒にジャスミン茶は花屋
- クリーンな酒に香りの茶
水出しカモミールを割り材に、または酒に漬けて。
- カモミールは香りが淡く埋もれやすい。なめらかな酒はその香りに場所を残す
- この銘柄にはもともと花のような香りがあり、それをグラスの中で重ねます。
- 焼酎の中で一番クリーンな原料。花の香りが飲み込まれずにきちんと出る。
水出しハイビスカスティー。酸っぱく、クランベリー色で、花の香り。酸と色が一度に入る。
- 米の酒に必要な酸
- この銘柄にはもともと花のような香りがあり、それをグラスの中で重ねます。
- 焼酎の中で一番クリーンな原料。花の香りが飲み込まれずにきちんと出る。
角谷文治郎商店の三州三河みりん。1911年からもち米、米麹、焼酎だけで造っていて砂糖は入らない。みりん風調味料とは別物なので、そちらでは代わりにならない。
- 米も麹も一本と同じ。よその味を持ち込まずに甘みだけ足せる
- この銘柄にはもともと米の香りがあり、それをグラスの中で重ねます。
- 角谷文治郎商店の三州三河みりん。1911年からもち米、米麹、焼酎だけで造っていて砂糖は入らない。みりん風調味料とは別物なので、そちらでは代わりにならない。
ハナ・マッコリはブルックリンのグリーンポイントで醸造。缶ならマック。度数の幅が広く、缶で6度前後、無濾過のタクジュなら10度台半ばまである。どれだけ注ぐかはラベルを見てから決める。
- 醸した米と蒸溜した米が、どちらも米の味のままひとつのグラスに入る
- この銘柄にはもともと米の香りがあり、それをグラスの中で重ねます。
- ハナ・マッコリはブルックリンのグリーンポイントで醸造。缶ならマック。度数の幅が広く、缶で6度前後、無濾過のタクジュなら10度台半ばまである。どれだけ注ぐかはラベルを見てから決める。
徳島の小さな青い柑橘。ライムより鋭くハーブっぽい。日系スーパーで冷凍や果汁として手に入る。
- 米の甘みは酸を欲しがる。柑橘はそれをいちばん素直に足せる。
- すだちの青い鋭さはクリーンな酒で一番映える
- 米に搾るすだちは日本の秋の食卓の味
- この一覧のほかの多くより、日本の外では手に入りにくいもの。取り寄せるか日本の食材店へ行く価値はあります。同じくらい合うもっと手に入りやすいものがあれば、そちらを先に挙げています。
水出しアールグレイならベルガモット、普通の紅茶ならタンニン。熟成酒や黒糖焼酎向け。
- 米焼酎は軽いので、茶に主役を譲れる。九州で食中酒として飲まれているのはその形。
- この銘柄にはもともと花のような香りがあり、それをグラスの中で重ねます。
生のレモンがないときのサワーへの近道。甘さ控えめが良い。
- 米焼酎とレモンソーダ
- クリーンな酒に甘い柑橘の泡
- 炭酸は香りをグラスの外へ運ぶ。ハイボールは香りの強い一本を薄めるどころか、見せるための形になる。
冷たく、しっかり炭酸の強いものを。焼酎1にソーダ3〜4。薄いと感じたら、次は1対2で。
- クリーンな酒に泡。このリストで一番簡単な爽やかな一杯
- 焼酎のソーダ割りは、日本では日常の一杯
- 炭酸は香りをグラスの外へ運ぶ。ハイボールは香りの強い一本を薄めるどころか、見せるための形になる。
辛口のカヴァやクレマン。酸と泡が一度に入る。
- 焼酎とブリュットのスパークリングは、下に米のあるフレンチ75。酸が要点
- 泡が花の香りを鼻へ運ぶ
- 炭酸は香りをグラスの外へ運ぶ。ハイボールは香りの強い一本を薄めるどころか、見せるための形になる。
食品用のクエン酸とリンゴ酸を、10gに対して水100gで溶かすだけ。クエン酸2にリンゴ酸1でライムに近い酸になる。果汁なしだと物足りないという人もいるので、両方試してみるといい。
- クリーンな一本は隠れる場所がないので、酸が「直し」ではなく明るさとして出る
- 何の香りも連れてこない酸なので、一本の香りが前に残る
- 食品用のクエン酸とリンゴ酸を、10gに対して水100gで溶かすだけ。クエン酸2にリンゴ酸1でライムに近い酸になる。果汁なしだと物足りないという人もいるので、両方試してみるといい。
薄いリボンか、潰した薄切りで。きゅうりを入れると、かしこまった一杯が外で気楽に飲める一杯になる。
- クリーンな酒にきゅうりは、このリストで一番爽やか
- きゅうりと米は日本の夏の昼ごはんの味
- メロンときゅうりは、吟醸香のある米の蒸溜酒と同じ香りの系統にある。
ノンアルコールの甘いコーディアル。シロップのように使います。マスカット、ライチ、はちみつがひとつの花に。リキュールは別項目にしています。濃い薄いの違いではなく別の製品で、花の香りと一緒にアルコールも入ります。
- この酒にはエルダーフラワーを削るほどの鋭さがない。注いだ強さのまま残る
- 花の香りの酒にエルダーフラワーは自然なスプリッツ
- 焼酎の中で一番クリーンな原料。花の香りが飲み込まれずにきちんと出る。
サンジェルマンなど。アルコールのある花の香りで、ステアの一杯に。1/2オンスで十分。ロングドリンクなら、上のコーディアルが同じ香りを度数なしで足します。
- 花のリキュール版。ステアの一杯に
- 焼酎、エルダーフラワーリキュール、レモン。春の味のサワー
- サンジェルマンなど。アルコールのある花の香りで、ステアの一杯に。1/2オンスで十分。ロングドリンクなら、上のコーディアルが同じ香りを度数なしで足します。
自分で抹茶を点てるより甘く丸い。冷たい飲み物に抹茶の粉を入れたときと違い、きちんと溶ける。
- 米と緑茶は日本のふつうの食事。目新しいものではない
- クリーンな一本なら、お茶の苦味が濁らずに苦味として出る
- 自分で抹茶を点てるより甘く丸い。冷たい飲み物に抹茶の粉を入れたときと違い、きちんと溶ける。
クワイフェかディタ。香りが強く甘いので、香り担当と考え、酒の主役は焼酎に置く。
- ライチと華やかな一本は、ふたつではなくひとつの香り
- 香りの強いものには、クリーンな一本が白紙になる
- クワイフェかディタ。香りが強く甘いので、香り担当と考え、酒の主役は焼酎に置く。
辛口の純米酒を米焼酎の割り材に、1対2。低アルコールで、全部米。
- 純米酒が、酒にすでにある米を伸ばす。同じ米を、醸造と蒸溜で、ひとつのグラスに
- 吟醸香の焼酎と吟醸酒はひとつの香り
- 辛口の純米酒を米焼酎の割り材に、1対2。低アルコールで、全部米。
多くは赤じそなので、色はピンクになる。見た目より鋭く青い香りで、少量で効く。
- 香りの強い葉なので、静かな土台がないと葉の味だけになる
- しそと米はおにぎりの味
- 多くは赤じそなので、色はピンクになる。見た目より鋭く青い香りで、少量で効く。
搾って漉して。塩をひとつまみ。
- すいかとクリーンな酒は夏祭り
- 米焼酎とすいかジュースは熊本の夏
- 軽い米焼酎には、静かな青い香りが合う。セイボリーなものは酒の前に出てしまう。
ラズベリーのような一面を持つオレンジ。冬の果物。待つ価値がある。
- 米の甘みは酸を欲しがる。柑橘はそれをいちばん素直に足せる。
- ベリーっぽさが花の香りを引き立てる
苦くて明るく、失敗が少ない。ルビーでもホワイトでも。ホワイトの方が辛口。グレープフルーツサワーは日本のバーで普通に注文されている一杯。
- 米の甘みは酸を欲しがる。柑橘はそれをいちばん素直に足せる。
- 苦い皮が花の香りに骨格を与える
果汁と皮は別の道具。必ず生搾りの果汁はレモンサワーの土台そのもので、蒸留酒に酸を足す一番早い方法。皮はグラスの上で搾れば、酸を入れずに香りだけが乗る。甘い酒や焙煎の効いた酒に欲しいのはこちらのことが多い。
- 米の甘みは酸を欲しがる。柑橘はそれをいちばん素直に足せる。
- 米の甘みには酸が欲しい。レモンはその一番簡単な答え
無糖で冷たく。焼酎1に対して茶3〜4、氷で。ここにあるどの割り材より、食事に寄り添う。
- 米焼酎は軽いので、茶に主役を譲れる。九州で食中酒として飲まれているのはその形。
- ウーロン茶のタンニンが繊細な香りを平らにする
- 米の酒とウーロン茶は食事に合わせる定番
- この銘柄にはもともと花のような香りがあり、それをグラスの中で重ねます。
叩いた茎を漬け込むか、シロップで。酸のない柑橘の香りで、酸っぱさなしに香りだけ欲しいときに便利。
- レモングラスの香りはクリーンな酒で映える
- この銘柄にはもともと花のような香りがあり、それをグラスの中で重ねます。
ルクサルド。名前の印象と違って、これは甘い酒です。造り手自身が、最後に水と砂糖のシロップを加えて32度に落とすと書いています。辛口に感じるのは種のせい。果実は種も葉も一緒にカラマツの樽で最長3年漬け込まれ、それをまるごと蒸留して、芯の部分だけをトネリコの樽で寝かせる。そのアーモンドのような苦みが、砂糖より先に来ます。辛口のモディファイアではなく、苦く感じる甘味料として量る。バースプーン一杯でステアの酒は別物になります。
- この銘柄にはもともと花のような香りがあり、それをグラスの中で重ねます。
- ルクサルド。名前の印象と違って、これは甘い酒です。造り手自身が、最後に水と砂糖のシロップを加えて32度に落とすと書いています。辛口に感じるのは種のせい。果実は種も葉も一緒にカラマツの樽で最長3年漬け込まれ、それをまるごと蒸留して、芯の部分だけをトネリコの樽で寝かせる。そのアーモンドのような苦みが、砂糖より先に来ます。辛口のモディファイアではなく、苦く感じる甘味料として量る。バースプーン一杯でステアの酒は別物になります。
良いもの(ジファール、メルレ)。桃が旬でないときのベリーニへの近道。
- この銘柄にはもともと花のような香りがあり、それをグラスの中で重ねます。
- 良いもの(ジファール、メルレ)。桃が旬でないときのベリーニへの近道。
大分の柑橘。すだちよりやわらかい。大分では地元の麦焼酎とソーダで割るのが定番。
- 米の甘みは酸を欲しがる。柑橘はそれをいちばん素直に足せる。
- すだちより穏やかで、繊細な酒とけんかしない
- この一覧のほかの多くより、日本の外では手に入りにくいもの。取り寄せるか日本の食材店へ行く価値はあります。同じくらい合うもっと手に入りやすいものがあれば、そちらを先に挙げています。
甘くて酸の少ない日本のみかん。搾っても、房を入れても。何か鋭い酸を少し足すとよい。
- 米の甘みは酸を欲しがる。柑橘はそれをいちばん素直に足せる。
- みかんの果汁と米の甘みはやさしくてなじみ深い
- この一覧のほかの多くより、日本の外では手に入りにくいもの。取り寄せるか日本の食材店へ行く価値はあります。同じくらい合うもっと手に入りやすいものがあれば、そちらを先に挙げています。
沖縄の柑橘。青いうちに採るので酸も苦みも強く、すだちより香りが華やか。泡盛のソーダ割りに搾るのが、島で実際に飲まれている形。
- 米の甘みは酸を欲しがる。柑橘はそれをいちばん素直に足せる。
- ライムより鋭くて苦い。軽い酒でも埋もれない
- この一覧のほかの多くより、日本の外では手に入りにくいもの。取り寄せるか日本の食材店へ行く価値はあります。同じくらい合うもっと手に入りやすいものがあれば、そちらを先に挙げています。
やさしい生姜。ジンジャービアでは強すぎる酒に。
- ジンジャービアよりやさしく、やわらかい米の酒に合う
- 炭酸は香りをグラスの外へ運ぶ。ハイボールは香りの強い一本を薄めるどころか、見せるための形になる。
ホッピービバレッジが1948年から東京で造っている。0.8度なので法律上は清涼飲料水。日本の外では手に入りにくい。瓶もジョッキも焼酎も冷やす三冷なら、氷を入れずに済む。
- もともと甲類焼酎に合わせて作られたもの。今でもそこが一番はまる
- 炭酸は香りをグラスの外へ運ぶ。ハイボールは香りの強い一本を薄めるどころか、見せるための形になる。
プレーンかジンジャーのコンブチャ。酸と泡と発酵感が、一度に入る。
- 米の甘みに酸と泡
- 炭酸は香りをグラスの外へ運ぶ。ハイボールは香りの強い一本を薄めるどころか、見せるための形になる。
コールドプレスの果汁か薄切りで。青りんごの香りは多くの米焼酎がすでに持っているので、足すというより元からある香りを強める。
- 青りんごは、吟醸香をつくる香りのひとつ
- 吟醸酵母で仕込んだ米焼酎はりんごやメロンの香りをもともと持つ。果樹園の果実はその強調になる。
ドランブラン。ドライより甘く花の香り。香りの酒に。リレ・ブランも同じ役どころで使えるが、ニガヨモギを使っていないのでベルモットではなくワインベースのアペリティフだと、メーカー自身が明記している。
- ブランベルモットの花とバニラが花の香りの酒と出会う
- 米焼酎をベルモットでステアすると、ジュニパーの位置に麹が入ったマティーニになる。度数は入れ替えではなく一本しだいで、25度ならジンのマティーニよりかなり低く、40度なら並ぶ。
搾るか、茎をマドラーに。セイボリーで塩気があり、冷たい。
- クリーンな酒にセロリはセイボリーなハイボール
- 軽い米焼酎には、静かな青い香りが合う。セイボリーなものは酒の前に出てしまう。
熟したメロンを搾るか角切りで。ラベルにメロンと書いてあれば、これがその証明。
- 吟醸香には、もともとメロンのような香りがある
- 熟したメロンを搾るか角切りで。ラベルにメロンと書いてあれば、これがその証明。
シロップか乾燥した花を数輪漬けて。ロングドリンクはジャスミン茶を。
- ジャスミンが酒の持つ花の香りを増幅する
- 焼酎の中で一番クリーンな原料。花の香りが飲み込まれずにきちんと出る。
マスカットは半分に切るか搾って。シャインマスカットが手に入ればなお良い。
- マスカットは一番花の香りが強いぶどう
- マスカットは半分に切るか搾って。シャインマスカットが手に入ればなお良い。
乾燥した金木犀を漬けるかシロップで。あんずとはちみつ、そして日本の十月の匂い。
- 花の香りの酒に秋の花
- 焼酎の中で一番クリーンな原料。花の香りが飲み込まれずにきちんと出る。
漬け汁をスプーン一杯と、飾りに一枚。甘さ、酸味、辛さが同時に。
- ガリは寿司の米の横にあるもの。米の酒の横にあるのも同じ理由
- クリーンな酒に甘酸っぱい生姜
使えるくらい酸っぱい。一握り潰すか、良いピューレで。
- ラズベリーにはバラの香りがあり、花の香りの酒と出会う
- やわらかい米の酒に必要な酸味
ローズウォーターを一滴、またはローズシロップ。一滴で十分、すぐ支配する。
- 花の香りの酒にバラは香水売り場
- 焼酎の中で一番クリーンな原料。花の香りが飲み込まれずにきちんと出る。
青じそを叩くか軽く潰して。赤じそはシロップで。しそ焼酎が存在すること自体が相性の証明。
- しそと米はおにぎりの味。米焼酎は米そのもの
- クリーンな酒にしそは、一番日本らしい一杯
軟水を冷たく、氷ありでもなしでも。1対1が普通。前日に混ぜておく前割りで角が取れる。
- 水割りはクリーンな酒をそのまま、軽くして見せる
- 米の酒の水割りは食前ではなく食中の一杯
甘くて酸っぱくてアーモンドの香り。少量でシロップと柑橘の両方の仕事をする。
- 梅酒はもともと焼酎で仕込むことが多い。だから戻し足しても筋が通る
- 甘くて酸っぱくてアーモンドの香り。少量でシロップと柑橘の両方の仕事をする。
ベリーニの果物。日系スーパーのネクターか、熟した桃を潰して漉して。
- 桃と花の香りはひとつの香水
- ベリーニの果物。日系スーパーのネクターか、熟した桃を潰して漉して。
日本酒か焼酎ベースの甘いゆずのリキュール。果実が旬でないときのゆずへの近道。
- ゆずの香りと花の香り
- 日本酒か焼酎ベースの甘いゆずのリキュール。果実が旬でないときのゆずへの近道。
皮ごと食べる柑橘。数個をグラスで潰す。皮の苦味と果肉の酸味が両方入る。
- 米の甘みは酸を欲しがる。柑橘はそれをいちばん素直に足せる。
軽く長く飲むなら生の果汁を、熟成した一本をステアするなら皮を。
- 米の甘みは酸を欲しがる。柑橘はそれをいちばん素直に足せる。
ちぎった葉を短時間漬けて。果汁のない、香りだけの柑橘。
- クリーンな酒に強い柑橘の香り
- この銘柄にはもともと花のような香りがあり、それをグラスの中で重ねます。
- この一覧のほかの多くより、日本の外では手に入りにくいもの。取り寄せるか日本の食材店へ行く価値はあります。同じくらい合うもっと手に入りやすいものがあれば、そちらを先に挙げています。
綾菊酒造の焼酎ベースのものや、菊水酒造のもの。かりんは硬く渋くて生では食べられないので、あの香りをグラスに入れるにはリキュールが手軽。お湯割りにすると香りが開く。
- かりんの香りは、花の香りの一本の上ではなく横に並ぶ
- 綾菊酒造の焼酎ベースのものや、菊水酒造のもの。かりんは硬く渋くて生では食べられないので、あの香りをグラスに入れるにはリキュールが手軽。お湯割りにすると香りが開く。
- この一覧のほかの多くより、日本の外では手に入りにくいもの。取り寄せるか日本の食材店へ行く価値はあります。同じくらい合うもっと手に入りやすいものがあれば、そちらを先に挙げています。
山椒の若葉を手のひらで叩いて浮かべる。春の日系スーパー以外では手に入りにくいが、探す価値がある。
- 春の米料理の飾り。米の酒にも似合う
- クリーンな酒に葉一枚で、グラス全体が変わる
- この一覧のほかの多くより、日本の外では手に入りにくいもの。取り寄せるか日本の食材店へ行く価値はあります。同じくらい合うもっと手に入りやすいものがあれば、そちらを先に挙げています。
オレンジフラワー入りのアーモンドシロップ。ティキの甘味で、黒糖焼酎はティキの酒になるのを待っている。
- この銘柄にはもともと花のような香りがあり、それをグラスの中で重ねます。
ローズマリーよりやさしい。小枝を漬けるか、タイムシロップで。
- この銘柄にはもともと花のような香りがあり、それをグラスの中で重ねます。
先に少量の水で溶いて。粉のまま入れない。苦味、旨味、クリーミーさが同時に来る。
- 米焼酎は軽いので、茶に主役を譲れる。九州で食中酒として飲まれているのはその形。
- 抹茶の苦味が華やかな香りを平らにする
- 米と抹茶は合う。だからこの組み合わせがメニューに載る
中立的な甘味。香りを足さずに酸を整えたいときに。
1オンスではなくバースプーン1杯。かなり甘いので、狙うのは砂糖ではなくアーモンドの香り。
- 1オンスではなくバースプーン1杯。かなり甘いので、狙うのは砂糖ではなくアーモンドの香り。
旬は生で、それ以外はドライで。あんずと梅酒は同じ科の果物で、だから合う。
- 旬は生で、それ以外はドライで。あんずと梅酒は同じ科の果物で、だから合う。
リニエ。オロロソの樽で船に積んで熟成させるので、少し樽の香りもある。スプリットベースに1/4オンス。
- リニエ。オロロソの樽で船に積んで熟成させるので、少し樽の香りもある。スプリットベースに1/4オンス。
柑橘と一緒に軽く潰して。タイバジルはアニス、イタリアンバジルは胡椒の香り。
D.O.M.ベネディクティン。たいていのバーの棚にある。アルプス系の薬草酒よりずっと丸くて甘いので、クリーンな酒より甘みのある酒に向く。
- D.O.M.ベネディクティン。たいていのバーの棚にある。アルプス系の薬草酒よりずっと丸くて甘いので、クリーンな酒より甘みのある酒に向く。
潰した莢を数個、またはシロップで。花、柑橘、温かみが同時に来る。果実とスパイスをつなぐ。
- カルダモンは花の香りのスパイス。花の香りの酒と出会う
初夏は生で、他の季節はシロップ漬けのアマレナで。熟成酒には黒いチェリー、スパークリングには明るいチェリー。
- 初夏は生で、他の季節はシロップ漬けのアマレナで。熟成酒には黒いチェリー、スパークリングには明るいチェリー。
ジファールのホワイト、またはテンパス・フュジット。後者は無色ではなく薄い茶色。テンパス・フュジットは24度と公表しているので、25度の焼酎なら1オンス入れても強くならずに伸び、40度の一本なら度数を下げる方向に働く。
- ジファールのホワイト、またはテンパス・フュジット。後者は無色ではなく薄い茶色。テンパス・フュジットは24度と公表しているので、25度の焼酎なら1オンス入れても強くならずに伸び、40度の一本なら度数を下げる方向に働く。
ジョン・D・テイラーのヴェルヴェット・ファレナム、20ドルほど。11度なのでシロップに近い働きをし、度数を上げずに甘みととろみを足す。
- ジョン・D・テイラーのヴェルヴェット・ファレナム、20ドルほど。11度なのでシロップに近い働きをし、度数を上げずに甘みととろみを足す。
アジア系スーパーで買える。種を取って2枚。漬けるほど苦くなるので、味を見ながら、好みのところで引き上げる。
- 軽い米焼酎には、静かな青い香りが合う。セイボリーなものは酒の前に出てしまう。
温かい水で1対1に溶いて冷たい酒にも混ざるように。少量でよく効く。足す前に味見を。
種ごと潰して。青くて酸っぱくて爽やか。一年中安い。
瑞鷹のクリリン(国産栗100%、11度)や、ラムベースのドーバー和酒 栗。デザート寄りの方向で、原料酒である栗焼酎とは役割が違う。
- 瑞鷹のクリリン(国産栗100%、11度)や、ラムベースのドーバー和酒 栗。デザート寄りの方向で、原料酒である栗焼酎とは役割が違う。
初夏は生で、それ以外は缶詰(シロップは切って)。ある系統の芋焼酎を象徴する香り。
ブランディーズかバルベイトの10年。酒精強化ワインの中で唯一しっかりした酸があるので、生の柑橘だと角が立つ一本ではレモンの代わりになる。
- ブランディーズかバルベイトの10年。酒精強化ワインの中で唯一しっかりした酸があるので、生の柑橘だと角が立つ一本ではレモンの代わりになる。
叩くだけで、細かく潰さない。ミントは冷たく感じさせるので、低アルコールの一杯がより爽やかになる。
- クリーンな一本にミントは、ラムを入れ替えたモヒート
コアントローかドライキュラソー。サワーの甘さと柑橘の半分を担う。
- コアントローかドライキュラソー。サワーの甘さと柑橘の半分を担う。
カクテルに一番使えるトロピカルフルーツ。香りが強く、しっかり酸っぱい。種ごとの果肉か、良いピューレで。
熟した洋梨を潰すか、ネクターで。繊細なので、繊細な酒と。
- 熟した洋梨を潰すか、ネクターで。繊細なので、繊細な酒と。
炒った玄米入りの緑茶。水出しで。煎茶ほど渋みが出ないので、甘い酒にも合う。
- この一本は香りこそが持つ理由で、焙煎香やスモーキーな割り材はまさにそこを覆ってしまう。
- 米焼酎は軽いので、茶に主役を譲れる。九州で食中酒として飲まれているのはその形。
- 玄米茶と米の酒は同じ穀物が二度
バースプーン一杯。焙煎した茶の上に黒い果実。焼酎があることで、ジュースにならない。
- 白ワインを米焼酎に替えたキール。辛口になり、度数はかなり上がる
- 軽い酒に重い材料。まずくはならないが、材料の味しかしなくなる。
- バースプーン一杯。焙煎した茶の上に黒い果実。焼酎があることで、ジュースにならない。
甘いものではなく辛いものを。ミュールの形は濃い焼酎ならどれでも成立し、しかも一番失敗しにくい。
- ジンジャービアが繊細な香りを覆う
- 焼酎ミュール。メニューに載っている
- 炭酸は香りをグラスの外へ運ぶ。ハイボールは香りの強い一本を薄めるどころか、見せるための形になる。
粉山椒をひとつまみ上から、または実を数粒漬けて。痺れて、柑橘っぽくて、青い。
- 山椒と米は京都の台所
- この一覧のほかの多くより、日本の外では手に入りにくいもの。取り寄せるか日本の食材店へ行く価値はあります。同じくらい合うもっと手に入りやすいものがあれば、そちらを先に挙げています。
出羽桜の山形産すもものものや、奄美・町田酒造の黒糖焼酎仕込みのもの。梅酒と同じ役をしながら、仕上がりは辛口。甘口の一本にはこちらの方が合う。
- 出羽桜の山形産すもものものや、奄美・町田酒造の黒糖焼酎仕込みのもの。梅酒と同じ役をしながら、仕上がりは辛口。甘口の一本にはこちらの方が合う。
- この一覧のほかの多くより、日本の外では手に入りにくいもの。取り寄せるか日本の食材店へ行く価値はあります。同じくらい合うもっと手に入りやすいものがあれば、そちらを先に挙げています。
瓶で売られている韓国式のゆず茶。焼酎のお湯割りにスプーン一杯、または冷たくシェイク。
- お湯、米焼酎、ゆず茶をスプーン一杯
- この一覧のほかの多くより、日本の外では手に入りにくいもの。取り寄せるか日本の食材店へ行く価値はあります。同じくらい合うもっと手に入りやすいものがあれば、そちらを先に挙げています。
フィノかマンサニージャ。セイボリーで塩気があり、極辛口。
- フィノの塩気が華やかな香りを平らにする
- 米焼酎とフィノをステア。バンブーの変奏
- フィノかマンサニージャ。セイボリーで塩気があり、極辛口。
バースプーン一杯まで。塩と、それに伴うセイボリーな香り。
- 塩水が華やかな香りを平らにする
- 米ベースのダーティマティーニ。甘みと塩水が良い意味で言い争う
- クリーンな酒は塩水を少し受け止められる
コッキ・アメリカーノ。モスカートにキナ皮、ゲンチアナ、ビターオレンジを漬けたもの。要点はキナ皮で、柑橘では出せないキニーネの苦みが入る。
- この銘柄にはもともと花のような香りがあり、それをグラスの中で重ねます。
- 軽い酒に重い材料。まずくはならないが、材料の味しかしなくなる。
- コッキ・アメリカーノ。モスカートにキナ皮、ゲンチアナ、ビターオレンジを漬けたもの。要点はキナ皮で、柑橘では出せないキニーネの苦みが入る。
良いトマトジュースか、熟したトマトを潰して漉して。旨味と酸を同時に持つ。
- トマトと華やかな香りは同じグラスに入らない
- 米はおだやかで少し甘い。トマトの旨味と酸が前に出る余地が残る
- 軽い米焼酎には、静かな青い香りが合う。セイボリーなものは酒の前に出てしまう。
梅干し、梅シロップ、あるいは梅酒。酸っぱくて、塩気があって、旨味がある。
- 梅干しの塩が繊細な香りを平らにする
- 梅干しは塩気と酸を同時に持ち込む。レモンとは別の仕事で、米焼酎にはこちらが合う
- 梅干し、梅シロップ、あるいは梅酒。酸っぱくて、塩気があって、旨味がある。
米粒ほどの量を溶かして。果実の一杯ではなく、セイボリーできゅうりの一杯に。
- わさびと華やかな香りはぶつかる
- わさびと米は寿司
- クリーンな酒にごく少量で、青くてセイボリーな辛さ